【岡山大学】2027年度入学生から授業料引き上げへ|修学支援制度も同時に拡充へ

岡山大学は、2027年度以降の入学生を対象に授業料を引き上げる方針案を公表した。学修環境の整備や快適なキャンパスづくり、学生生活支援の充実、国際化の推進に必要な財源を確保することが狙いである。

授業料の引き上げ額は、学士課程の日本人学生は現行53万5800円から64万2960円へ、留学生は同額から133万9500円を予定している。日本人学部生は約1.2倍、留学生は約2.5倍となる。日本人学生の博士前期課程は2031年4月入学者から適用し、博士後期課程と法務研究科の専門職学位課程は据え置く。(在学生は対象外)

授業料引き上げにともなう増収分は、2032年度時点の想定で全学の学修環境整備に3.4億円、キャンパス環境整備に7.7億円、学生生活支援に1.2億円、国際化推進に5.5億円を充てる。学術資料やTAの充実、研修・実習支援、福利施設やICT環境の整備、就職支援や相談体制の強化、国際サポートセンターの新設なども進める方針だ。

経済的負担の増加で進学や留学の機会が損なわれないよう、修学支援新制度の内容も拡充する。授業料増額分の減免に加え、成績優秀者には給付型奨学金も新設する予定だ。留学生向けにも、授業料免除枠や奨学金の拡充を盛り込むとする。

同大学は今回の公表を「たたき台」と位置づけており、2026年4~5月に関係者と意見交換を行ったうえで、6月をめどに審議する予定である。

関連リンク

【岡山大学】2027年度入学生からの授業料適正化の方針案(PDF)

関連記事