【熊本県立大学】2026年4月に文学部グローバル・スタディーズ学科を新設

熊本県立大学は、2026年4月から文学部・英語英米文学科をグローバル・スタディーズ学科に改組する方針を発表した。

今回の改組は、同大学のスローガンである、「地域に生き、世界に伸びる」をより一層進めることを目的とする。グローバル・スタディーズ学科では、英語を用いて業務を遂行できる力をつけ、日本の教育機関で英語教育をリードできる人材の育成を目指す。

同学科のカリキュラムでは、卒業時まで徹底して英語運用力を育成するのが大きな特徴だ。

1年次から4年次まで「English for Global Communication」科目により、さまざまな活動を英語で実施できる基礎力を身に付ける。民間英語検定の目標スコアを各学年ごとに設定し、定期的に受験することで英語力の強化を図る。なお、TOEICにおける年次ごとの目標スコアは、1年次で550点、2年次で650点、3年次で690点、4年次で730点を目指す。

専門科目の約7割を、「英語だけ」で授業をすることも同学科の特徴だ。専門的な内容を英語で考えて表現する力に加え、グローバル社会に求められる批判的思考能力、課題の発見と解決の能力を養う。

また、1年次に実施するオンライン留学の「Summer English Program」、協定校への短期研修や交換留学、海外インターンシップなどを実施する。国際交流を通じて、物事を多角的に考えられる能力を養い、異なる文化的背景を持つ人たちへの理解を深める。

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