【島根県立大学】人間文化学部の総合型選抜に「地域教員希望枠」を新設|2026年度入試より

2025年5月14日、島根県立大学は2026年度(令和8年度)入学者選抜より、人間文化学部の総合型選抜に「地域教員希望枠」を新設することを発表した。大学卒業後、島根県内で教員として働く意欲のある学生を募集する。

地域教員希望枠の創設は、文部科学省の「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業」で採択を受けた、「県大地域教員育成プログラム」によるもの。島根大学との連携事業として、過疎・少子化の課題を抱える島根県において、質の高い教師を養成・確保することを目的とする。

当事業では「地域教員希望枠」のほかに、島根大学の学生と高校生が交流する「入学前プログラム」、島根県教育委員会・島根大学と連携した授業、教員採用後のフォローアップなどを実施する予定だ。

地域教員希望枠の募集条件は、教員に就く意欲に加え、島根県内高等学校の生徒または島根県に住所を持つ高校生、調査書の学習成績が3.5~3.8以上であること。

選抜試験では大学入学共通テストを課さない代わりに、小論文、面接、書類審査を実施する。地域教員希望枠の選抜が不合格となった場合、総合型選抜(自己推薦)の選抜対象となる。

募集人員は、人間文化学部の地域文化学科で3名、保育教育学科で5名を予定している。

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