コロナ禍を経験した現役大学生のパソコン利用に関する調査の結果を、富士通クライアントコンピューティングが2021年3月8日に発表した。それによると、学生の約7割が毎日勉強のためにパソコンを利用し、約半数がオンライン授業中心の学校生活をポジティブに捉えていたという。
同調査では、「オンライン中心の学生生活は、自分に合っている」と回答した学生の割合が42.7%に上り、パソコンなどを通じた遠隔での勉強方法をポジティブに捉えている学生が多かった。
一方、「オンライン生活において、友人・知人・先輩との交流が減った」と回答した学生の割合は50.7%、「オンラインでのコミュニケーションは、意思疎通が難しい」と回答した学生の割合は45.7%に上り、対人関係についてはネガティブな影響を指摘する声が多かった。
パソコンの利用頻度については、48.2%の学生が「週に6~7日程度(ほぼ毎日)」、22.3%の学生が「週に4~5日程度」と回答。その用途は「学校から出された課題・レポート作成」が最も多く、次いで「学校が配信するオンライン授業の視聴」「ゼミ・研究室での研究活動」が続いた。
大学生のパソコン利用について紹介してきたが、各予備校の大学合格率をランキング形式で比較したページも参照して、受験対策や予備校選びの参考にしていただきたい。
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【調査リリース】コロナ禍を経験した現役大学生のパソコン利用に関する調査2020|富士通クライアントコンピューティング株式会社のプレスリリース