九州大学工学部、6学科から12学科へ改組。学科群で志望を出すことに

九州大学は2020年3月27日、2021年(令和3年)4月から工学部を6学科から12学科へ改組し、12学科を学科群でグループ化すると発表。それに伴い、2021年度から入学者選抜方法を変更すると明らかにした。

 工学部は現在、建築学科、電気情報工学科、物質科学工学科、地球環境工学科、エネルギー科学科、機械航空工学科の6学科だ。

2021年4月からは、6学科群・12学科に改組。Ⅰ群(電気情報工学科)、Ⅱ群(材料工学科、応用化学科、化学工学科、融合基礎工学科(物質材料コース))、Ⅲ群(融合基礎工学科(機械電気コース)、機械工学科、航空宇宙工学科、量子物理工学科)、Ⅳ群(船舶海洋工学科、地球資源システム工学科、土木工学科)、Ⅴ群(建築学科)、Ⅵ群(入学時にⅠ~Ⅴの学科群を特定しない)となる。

改組によって志願先も変更となり、一般選抜(前期日程・後期日程)では学科群で志望を出すことになる。また、募集人員の一部を利用する学部一括入試を実施 。このほか、航空宇宙工学科を除く11学科で、 大学入学共通テストを課す総合型選抜を実施する。

ただし、入学者選抜の変更は工学部の改組が確定した場合の予定であって、今後の状況により変更する可能性もあるという。確定した情報や募集人員等については、同大学のWebサイトにて発表される見通しだ。

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令和3年度(2021年度)以降の入学者選抜における変更予定について
九州大学