三省堂は 2020年5月26日、AIを活用した英語学習アプリケーション開発に実績のあるGlobeeと業務提携し、Globeeが運営するAI英語教材「abceed」に三省堂の教科書、辞書、参考書を対応させ、全国の中学校や高校へ導入すると発表した。
三省堂は、高校生向け英語教科書「CROWN(クラウン)」、中学生向け英語教科書「NEW CROWN(ニュークラウン)」、英語辞書「ウィズダム英和辞典・和英辞典」などを展開する出版社。今回の業務提携では、これらの教科書、教材、辞書などに対応した学習用の「abceed」と指導用「abceed for school」の提供を開始する。
abceedは、学習者の難易度や習熟状況から最適な問題をAIが提示するなどし、学習効率を最大化するAI英語教材アプリだ。今回の提携で、abceedを導入した学校の生徒は、スマートフォン、タブレット、WEBから、アプリを通じて三省堂の教科書などをどこでも利用でき、個別に最適な自主学習が可能になる。
また、教師はabceed for schoolを通じ、教科書と連携したワークブックから英語4技能に対応した宿題を配信すると同時に、ワンストップで採点・集計できるようになる。これにより、教員の負担を削減しながら、評価に直結した指導を実現できる。
三省堂の英語教材を紹介してきたが、英語に苦手意識を持つ人や英語を伸ばしたいと考えている人は、英語に強い塾・予備校の選び方やおすすめの塾・予備校を紹介した記事も読んで、参考にしていただきたい。