東北大学、入学前海外研修をオンラインで実施――参加対象者も拡大

東北大学は2020年11月12日、例年実施している「入学前海外研修~High School Bridging Program~」を、2020年度はオンラインで開催することを発表した。

入学前海外研修は、AO入試Ⅱ期や科学オリンピック入試などにより一足先に入学が決まった者を対象に実施する研修だ。入学前に世界トップレベルの大学で海外経験を積む機会を提供し、グローバル社会で活躍できる人材を育成すること目指している。毎年、応募者の中から選ばれた30人ほどの学生が参加している。

2019年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、プログラムの実施を中止した。しかし本年度は、米国カリフォルニア大学リバーサイド校が提供する「多文化・多民族社会コース」と、英国ヨーク大学が提供する「国際対応・エンジニアリングコース」の2コースを、オンラインで開講する。

また本年度の新しい取り組みとして、これまで同研修の参加対象だったAO入試Ⅱ期、科学オリンピック入試、国際バカロレア入試の合格者だけでなく、AO入試Ⅲ期により入学が決まった者も参加対象にするという。

東北大学を目指す人は、東北大学の入試の特徴や受験対策のポイント、おすすめの塾・予備校を解説した記事も読んで、参考にしていただきたい。

[関連リンク]

東北大、入学前海外研修はオンラインで実施