名大と神大、次世代の科学技術人材を育成する「グローバルサイエンスキャンパス」に参画

科学技術振興機構(JST)は2021年4月30日、高度な科学技術を持つ人材の育成に取り組む大学等を支援する事業「グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」の2021年度採択機関を名古屋大学と神戸大学に決定したと発表した。今回の採択により、GSCの実施機関は14機関になる。

グローバルサイエンスキャンパスは、将来国境を越えて活躍し得る次世代の傑出した科学技術人材を育成するために開始された事業だ。卓越した意欲・能力を持つ高校生などを募集・選抜し、国際的な活動を含む高度で体系的な理数教育プログラムを開発・実施する機関を支援することを目的としている。

短期大学を除く日本全国の国公私立大学のほか、大学共同利用機関や国立研究開発法人が本事業の対象となる。支援期間は最大4年間であり、支援金額の上限は1年当たり3000万円だという。

本事業において、名古屋大学は「名大 MIRAI GSC:未来の博士人材育成プログラム」を、神戸大学は「“越える”力を育む国際的科学技術人材育成プログラム」を企画している。

名大と神大の取り組みを紹介してきたが、名古屋大学神戸大学の入試内容や受験対策、おすすめの塾・予備校を紹介した記事も読んで、受験勉強の参考にしていただきたい。

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機構報 第1505号:「グローバルサイエンスキャンパス」令和3年度採択機関の決定について