英検S-CBT、どの受験方式で得た一次試験免除資格でも二次試験の受験が可能に――8月実施分から

日本英語検定協会は2021年6月2日、2021年度第2回検定8月実施分から、いずれの英検受験方式で取得した一次試験免除の資格でも英検S-CBTの一次試験免除を申請できるようになると発表した。8月実施分の申し込み開始日時は同年6月7日18時となっている。

今回の変更により、英検(従来型)、英検S-CBT、英検CBT、英検S-Interviewのいずれの英検受験方式でReading、Listening、Writingの3技能に合格して一次試験免除資格を得たとしても、英検S-CBTの申し込み時に申請すればReading、Listening、Writingの各試験は免除されてSpeaking試験のみ受験できるようになる。

従来、英検(従来型)で得た一次試験免除資格は、次回以降の英検(従来型)にしか利用できなかった。しかし、これからは申し込み期間に間に合えば、同一検定期間内の英検S-CBTを一次試験免除で受けられ、次回の英検(従来型)よりも早い試験日に受験できるようになる。一次試験免除制度をフル活用すれば、英検(従来型)で1回、英検S-CBTで2回、合計で最大3回の二次試験の受験が可能だ。

英検S-CBTは原則毎週土日、一部エリアでは平日も実施している。一次試験免除資格は翌年度の同一検定回の受験まで有効だ。日本英語検定協会は、今回の変更で受験日の選択肢が広がったとしている。

英検の制度変更について紹介したが、英語を伸ばしたい人や英語が苦手な人は、英語に強い予備校を解説した記事も参考にしていただきたい。

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