東京工科大学、コンピュータサイエンス学部を対象に「オープンバッジ」制度を導入

東京工科大学は2022年1月20日、コンピュータサイエンス学部の学生を対象に、同学部で定めたスキル修得や実習体験に対して「オープンバッジ」を授与する制度を2022年2月から導入することを発表した。国内の私立理工系総合大学では、先駆けとなる取り組みだ。

オープンバッジは、 国際標準化組織「IMSグローバル・ラーニング・コンソーシアム」が設定する規格で、 デジタルトランスフォーメーション(DX)を背景に導入が広がりつつある学習履歴のデジタル証明技術の1つ。一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが発行・表示・保管といったオープンバッジ3機能すべての認定を受けたサービスを提供している。

実質的に偽造や改ざんが不可能なブロックチェーン技術を取り入れているため、信頼性の高い証明書として保有者の知識やスキルを簡単かつ瞬時に示せる。学生は取得したバッジ画像を就職活動の際に履歴書やSNS、メールなどに表示することで、自身のスキルをアピールできる。

今回の取り組みでは、Python プログラミング(基礎・応用)、Javaプログラミング(基礎・応用)、価値創造プロセス、システム開発プロセス、分散コンピューティングを対象としてスキルを認定するバッジが用意される。また、学生が就職活動などで活用できるよう、指導も行われる。

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「オープンバッジ」制度の導⼊について–コンピュータサイエンス学部