奨学金に興味を持った未受給層のうち、約7割が「怖い、怪しい」と回答――「奨学金に対する実態調査2022」

国内最大級の奨学金サイト「ガクシー」を運営するSCHOL(スカラ)は2022年4月7日、「奨学金に対する実態調査2022」を発表した。これによると、奨学金を検討または興味を持ったが受給に至らなかった層のうち、約7割が「怖い、怪しい」、約5割が「難しい」と回答していたという。

同社は2021年12月27日から2022年1月12日にかけて、全国の大学生および保護者を対象に、奨学金の需給状況や奨学金を知ったときの印象などを調べるインターネット調査を実施。1941の有効回答を得た。

同調査の結果によると、奨学金を検討または興味を持った層は全体の半数以上を占める63.4%。しかし、そのうち23.4%は受給に至らなかったという。

奨学金を検討または興味を持ったが受給に至らなかった層に奨学金に対する印象を尋ねたところ、66.8%が「借金だから」「制度がよく分からず、怖い」「お金をもらえる制度に不信感がある」と怖い、怪しい印象を、52.2%が「制度が複雑」「仕組みがよくわからないまま」と難しい印象を抱いていた。一方、43.0%が「家計の負担を軽減できる」「進学できる可能性が生まれる」「自分のやりたいことを実現できそう」とポジティブな印象を抱いていた。

同社は、奨学金の需給は明るい未来を想像させる一方で、「怖い、怪しい」「難しい」などのネガティブな印象も強く、実際の利用の妨げとなっていると分析している。

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