過半数の学生が大学入学前から志望業界を意識し、9割が実際に応募--インタツアー調査

新卒採用サービスを展開するインタツアーは2022年6月30日、大学生を対象とした「大学生の志望業界決定プロセス調査」の結果を発表した。大学生の過半数は大学入学前から就職先の業界を意識しており、最初に意識した業界の企業や団体の採用試験を受ける学生が9割にのぼることがわかった。

調査では2023年卒業予定から2026年卒業予定の学生を対象にWebアンケート形式で実施。調査は2022年4月11日から18日まで行い、748人から回答を得た。

就職先の業界について意識し始めた時期について尋ねたところ、最も多かったのは「就活をするにあたって」32.6%。「まだ決まっていないので、今後就活をしながら」の15.4%と合わせて48.0%の学生が、就職活動に合わせて仕事や業界について意識し始めていた。

その一方で「小さなころ」12.2%、「小学校・中学校・高校を受験するとき」15.5%、「大学の学部を決めるとき」24.3%といった、就職活動以前から仕事や業界について意識し始めたという回答は合計で52.0%にのぼり、過半数の学生は就職活動が始まる前から就職先の業界について意識していることがわかった。

最初に意識した業界として最も多かったのは「メーカー」の19.4%で、次いで「広告・出版・マスコミ」15.1%、「IT・ソフトウェア・情報処理」10.3%と続いた。そのほか、「サービス・インフラ」が9.9%、「官公庁・公社・団体」が7.9%だった。「生活の中で身近な製品やサービスを提供している業界の認知が高くなっている」と同社は分析している。

「業界」について意識し始めたきっかけについては、「自己分析をして自分に合っていると思ったから」29.0%で最多。この回答は「就職活動をするにあたって業界を意識し始めた」と回答した学生が多数を占めた。

一方、就活スタート前に「業界」を意識し始めた学生では、「憧れの業界だから」が23.9%で最も多く、「小さいときにあの仕事をしたいと思ったから」(12.3%)、「親の職業だから」(9.0%)などが続いた。一方で、「とりあえず、なんとなく」という回答も18.4%を占め、明確なきっかけもなく、それまでの経験や知識から就職先を考える学生も一定数いることがうかがえる。

「業界」について意識した後の行動では、「業界研究をしたうえで今後受けようと思っている」が52.1%で、「業界研究をしたうえで受けた」24.1%が続いた。また、「最初に意識した業界の選考を受けた(受ける予定)」学生は90.0%に上り、最初に意識した業界を実際の志望先に選ぶ学生が多いことがわかった。

就職先も見据えて志望大学を決めた人は、合格可能性をあげるためにも予備校の選び方を詳しく解説した記事も読んで、予備校への入学も検討していただきたい。

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「23・24・25・26卒生対象 大学生の志望業界決定プロセス調査」プレスリリース