大学の学部別に合格可能性80%以上の偏差値を公表--東大は90~80、京大は88~74と推定

ベネッセマナビジョンは2022年7月6日、高校3年生や高校卒業者を対象とした進研模試「大学入学共通テスト模試・6月」のデータと2022年度入試結果に基づく「合格可能性判定基準」を公開した。

国公立大学の合格可能性判定基準は、合格可能性をA(80%以上)からE(20%未満)の5段階判定で表示。大学や大学校、短大、専門学校など学校の種別ごとに、各学校の配点で集計したときの偏差値と、大学入学共通テストで必要な点数を900点に換算した点数で、合格可能性を判定している。

主な大学の合格可能性80%以上の偏差値をみると、東京大学(前期日程)は文科一類が90、文科二類・三類が89、理科一類81、理科二類80、理科三類87だった。

京都大学(前期日程)は、文・法・経済学部が88、 医学部84、 総合人間学部83、 教育学部82、 理学部と薬学部が77、 工学部75、 農学部74などだった。

私立大学は国公立大学同様、各大学の配点に合わせて偏差値や点数の3パターンで、5段階判定している。主な大学の合格判定80%以上の偏差値をみると、慶應義塾大学では文・法・経済・総合政策学部がいずれも87、商学部85、 医学部84、 環境情報学部80、薬学部78、 理工学部78、 看護医療学部が73などとなった。

早稲田大学は、文・社会科学部がそれぞれ85、文化構想学部86、法・商学部が87、教育学部82、人間科学・先進理工学部が79、基幹・創造理工学部が78だった。

高い偏差値の大学合格を目指すには、早めに受験勉強を始める必要がある。大学受験を終えた人へのアンケート調査をもとに、いつから予備校に通うのが最適かを解説した記事も読んで、受験対策の参考としていただきたい。

[関連リンク]

進研模試合格可能性判定基準 大学入学共通テスト模試・6月(高3生・高卒生)

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