昭和女子大学は2022年7月25日、2021年度卒業生の実就職率が94.5%であったと発表した。これにより同大学は、大学通信が7月22日に公表した「2022年実就職率ランキング」において、卒業生1000人以上の女子大学で12年連続1位を達成した。
同大学の2021年9月卒を含む2021年度卒業生の実就職率は、前年比1.6ポイント増。学部別の実就職率は、国際学部が94.8%、グローバルビジネス学部が94.6%、人間文化学部と生活科学部(現環境デザイン学部、食健康科学部)が94.5%、 人間社会学部が94.1%、となっている。
同ランキングは、上位を工業系や国公立大学が占める。その中で同大学は7位にランクインし、私立大学としては全国5位となった。
コロナ禍で従来女子大学生に人気の高かった 旅行業界、航空業界などの新卒採用が減少することに伴い、他業界に進路を変更する学生がいた一方、昨年に続いてITエンジニアなどの情報通信業界への就職が目立ったという。
また、将来のキャリアにじっくりと向き合う中で、卒業後すぐに就職するのではなく、海外の大学院・大学への留学や、スキルアップのため専門学校などへ進学した学生もいたという。
実就職率を参考に大学を選ぶ人も多いだろう。大学受験へ向けて、予備校のメリットや選び方、おすすめの塾・予備校を詳しく解説した記事も参考にしていただきたい。