IELTSテストセンターが大阪・梅田にオープン 東京に続いて全国2カ所目

全世界での年間受験者数が350万人を超える英語4技能テスト「IELTS(アイエルツ)」を運営するIDP Education(オーストラリア)は2023年4月1日、全国で2カ所目となるコンピューター専用の試験会場を大阪・梅田に開設した。

開設されたのはIDP IELTS大阪テストセンターで、地下鉄梅田駅や東梅田駅、JR北新地駅に近いビルの5階に開設された。受付スペースにはオーストラリアのアボリジナルアートが飾られ、オレンジを基調とした明るいレイアウトで、受験者が緊張をほぐせるよう配慮がなされている。また、試験に集中できるよう、試験場の個別ブースには高めのパーティションを設置して隣が気にならないようにし、ノイズキャンセリングヘッドホンも完備している。

IELTSは海外留学や就労、移住を想定した英語技能テストで、世界1万1000以上の機関に認められている。テストには解答用紙に記入する「ペーパー版」と、パソコンで回答を入力する「コンピューター版」の2形式があり、コンピューター版は週5~7回の開催と試験頻度が高く、結果通知も3~5日と早いのが特徴だ。

日本でも英語外部検定利用入試に採用する大学が増えており、受験する高校生も年々増加している。また、手軽さが受けて大学生や社会人の受験者も大きく伸びているという。このため同社では、東京・新宿に続き、新たなテストセンターを大阪にオープンすることにした。

IELTSの受験料は2万7500円(税込)。申し込みは先着順で、締め切りは試験日の3日前。

英語技能テストIELTSに関するニュースを紹介したが、留学や海外移住などを考えている人は、英語を伸ばせる予備校について紹介した記事も参考にしていただきたい。

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IDP IELTS 大阪テストセター