英教育専門誌「Times Higher Education（THE）」は2020年9月2日、「THE世界大学ランキング2021」(World University Rankings 2021)を発表した。同ランキングには、日本から116校がランクイン。東京大学が36位、京都大学が54位を獲得している。
THE世界大学ランキング2021は、「教育」「研究」「被引用論文」「国際性」「産業界からの収入」の5分野で、13の指標により各大学をランク付けしたものだ。今年のランキングでは、8600万件の論文引用、1360万本の論文を分析し、世界2万2000人の研究者による評判調査も反映したという。
総合ランキング1位に輝いたのは、昨年に引き続きイギリスのオックスフォード大学だった。続いて、2位にスタンフォード大学、3位にハーバード大学、4位にカリフォルニア工科大学、5位にマサチューセッツ工科大学がランクイン。アメリカの大学が上位を占めた。
本ランキングへのランクインはアメリカの181校が最多。日本は116校がランクインし、2位だった。
日本の大学では、昨年同様総合ランキング36位だった東京大学が国内勢では1位に輝いた。次点は京都大学の54位だった。他には、201〜250位に東北大学、301〜305位に東京工業大学、351〜400位に名古屋大学、産業医科大学、大阪大学がランクインした。トップ200へのランクインは東京大学と京都大学の2校という結果となった。
世界大学ランキング2021の結果を紹介してきたが、2848人に聞いた予備校の満足度ランキングも読んで、志望大学の合格を勝ち取っていただきたい。