近畿大学、総志願者数20万人越え—―志願者減少も、2年連続で

近畿大学は2023年3月24日、2023年度入試での一般入試志願者数が延べ15万2192人だったと発表した。過去最多の志願者数だった2022年度入試と比べ4979人減少したが、総志願者数は2年連続で20万人を超えた。

同大学によると、一般入試の志願者数は前年比96.8%で、2年ぶりの減少。総志願者数も延べ20万5275人で前年比98.0%、4247人の減少だった。総志願者数も2年ぶりの減少となる。

一般入試志願者を地域別に見ると、最も多い近畿エリアの志願者数は2年連続で10万人を超えたが、前年比96.9%で3380人減だった。他の地域では、関東が4552人で263人増の前年比106.1%。北海道は1283人で54人増の104.4%、東海は7924人で194人増の102.5%だった。

学部別で見ると、文系学部の志願者数は8万1288人で1871人増の前年比102.4%。一方、理系学部は7万904人で前年より6850人減り、91.2%にとどまった。

この結果について、大学通信は「近畿大学では、就職に結びつきやすい経済学部・経営学部、国公立大学との併願者が多い理工学部などで志願者が増加した。過去最多の志願者数だった前年度からは減少したものの、総志願者数は今年も20万人を超えており、常に新しいものに対応していく姿勢や、実学教育を軸とした社会に役立つ大学としての認知が浸透し、受験生の好感を得ているのではないか」などとコメントした。

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一般入試志願者数確定 152,192人 2年ぶりの減少も、総志願者数は2年連続20万人越え – 大学プレスセンター

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