教育格差の解消に取り組む公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンは2024年2月16日、経済困窮家庭の受験生を対象に、一人あたり30万円分のスタディクーポンを提供することを発表した。
同法人は、リーマンショックと東日本大震災を契機に発足して以来、約13年間、経済困窮家庭の子どもたちにスタディクーポンを提供する活動を行ってきた。
同クーポンは、利用先として提携する学習塾や通信教育、習い事等の費用として利用可能。希望に応じて、新しくクーポン利用先を登録することもできる。現時点でのクーポン利用先は、約3,100教室に上る。
今回は、2023年度以前からクーポンを継続利用する小学生・中学生・高校生約510名（総額約1億2,490万円分）への支援に加え、新年度からクーポンを利用開始する新中学3年生および新高校3年生を新規に約75名（総額約2,250万円分）募集する。
提供額は一人あたり30万円分で、スマートフォンなどで利用できる電子ポイントで提供される。対象地域は、東北（岩手県・宮城県・福島県）、関東（埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県）、関西（京都府・大阪府・兵庫県）の10都府県。クーポンの利用期間は、2024年5月1日から2025年3月31日までとなっている。
応募はクーポン利用者募集ページのWebフォームにて、ら3月15日まで受け付ける。審査結果は4月30日、申込者全員にメールで通知される。
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経済困窮家庭の受験生に一人あたり30万円分の塾代を助成 2月16日より全国10都府県で「スタディクーポン」新規利用募集を開始 _ 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンのプレスリリース