第一志望合格者の約7割が「高校3年0学期」を知っていた 武田塾が意識調査

学習塾「武田塾」を全国に展開しているA.verは2024年3月7日、第一志望に合格した国公立・私立大学生の7割が、高校2年の3学期を受験勉強の開始時期ととらえる「高校3年0学期」という言葉を知っていたとするアンケート結果を公表した。武田塾では、早めに受験を意識することで、勉強の計画に余裕ができるとしている。

調査は2024年2月22日から23日まで、第一志望に合格した国公立・私立大学生を対象にインターネットを通じて実施。112人から回答があった。

調査結果によると、受験時に「3年生0学期」という言葉を知っていた学生は69.6%。そのうちの64.2%が、「3年生0学期」を意識して受験勉強を開始していた。

また、「3年生0学期」を意識して勉強することのメリットについて尋ねたところ、「勉強計画に余裕ができる」が74.0%と最も多く、次いで「比較的早いうちに周りと差をつけることができる」が50.0%、「基礎を固める十分な時間が確保できる」が40.0%だった。

一般的に1学期は4月から始まるが、高校2年生の3学期を「3年生0学期」ととらえて、早くから受験勉強を開始する学生が増えている。武田塾では「早くから受験勉強を開始した学生は時間的にも余裕が生まれ、気持ちにもゆとりができていたようだ」とし、受験生に「3年生0学期」を意識した早めの対策を勧めている。

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