城西大学は、現行の現代政策学部社会経済システム学科を、「総合政策学部総合政策学科」に名称を変更する予定を発表した。
現代政策学部は設立20周年を迎えるなか、20年間で日本のみならず世界の情勢はめまぐるしく変化してきた。
これまで同学部では、従来の政策学とリベラルアーツ科目の学びを通じて、地域社会やグローバル社会が抱える課題を解決できる知識やスキルを学んできた。今後はさらに、急激に変化する社会に適応できるだけでなく、自らが課題を見つけ、自分の考えで課題を解決できる人材を養成する。
新設する総合政策学部では、8分野の幅広い学びを提供することで、自分の興味・関心のある分野にあわせて積極的に学べる環境がある。座学で学んだ知識を実践できる、現場での体験を提供し、課題を解決するための考察力や行動力を養う。
カリキュラムは、公共政策・地域創生・多文化社会の3コースに加え、卒業後の方向性を見据えた7つの修学プログラムを用意。役所や警察官、自衛官など就職につながるプログラムに加え、まちづくりや国際交流など、コースと連動したプログラムで学びを深められる。
また、同学部は就職に強いのが特徴で、将来を見据えたキャリアを学生時代から築くことも可能だ。2024年3月卒業生における就職率は、「99.0%」という高い数字を誇る。