中央大学は2022年11月7日、「2022年学部系統別実就職率ランキング」(大学通信調べ)で法学部が法学系(卒業生1000人以上)の全国1位となったと発表した。2022年3月卒業生の実就職率は87.8%で、「手厚い就職支援体制によって高い数字を残した」としている。
学部系統別実就職率ランキングは、教育情報会社の大学通信が全国の大学から得た回答をもとに集計。実就職率は、就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100で算出している。なおこの指標は文部科学省が「就職希望者数に占める就職者の割合」での算出を推奨している「就職率」とは算出方法が異なっている。
中央大学法学部は卒業生1387人のうち就職者数が1018人で、大学院進学者は228人。実就職率87.8%は法学系学部全体の中では25位だが、卒業生1000人以上の学部に限ると1位となった。
同大学法学部は一般企業への就職や公務員採用を希望する学生のため、実務家を招いた授業を開くなど多様なニーズに応えられるプログラムを用意。高い実就職率は、法曹以外の道に進む学生への手厚い支援に取り組んだ成果だとしている。
同大学は2023年4月、東京都文京区に新たに茗荷谷キャンパスを開設し、法学部全学年と大学院法学研究科を移転する。
中央大学の就職率の高さを紹介したが、中央大学の入試制度や対策ポイントなどを紹介した記事も読んで、受験勉強を進めていただきたい。
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大学通信ONLINE 2022年 学部系統別実就職率ランキング