2025年4月2日、名古屋文理大学は短期大学部の学生募集を2027年より停止することを発表した。
2026年に開学から70年周年を迎える同大学では、食と栄養の「健康科学」、「情報科学」の研究に取り組んでいる。名古屋市西区に位置する短期大学部では、食物栄養学科にて栄養士専攻と製菓専攻を設置していた。
同大学は生成AIやデータサイエンス活用の必要性を考慮し、実践的かつ高度な知識を持つ管理栄養士の養成、フードビジネス分野の人材育成、情報メディア分野の人材育成を目指すとしている。
2025年4月に大学院の健康情報学研究科 (健康情報学専攻 修士2年制課程)を開設したことを皮切りに、2028度を目標に4年制大学における学部学科の改組を計画中だ。(本計画は現在構想中(予定)であり、変更となる場合がある)
大学の改組計画を進めるため、短期大学部の教育研究活動を順次終了する運びとなった。短期大学部の終了後、2年制の栄養士養成課程は、姉妹校である「名古屋文理栄養士専門学校」に引き継がれる。
また、これまでの教育研究の成果は、4年制大学における管理栄養士養成、フードビジネス学、情報メディア学、および大学院における健康情報学の発展に役立てる予定だ。