保護者の7割が学校の事務連絡「遅い」――IT化の遅れが原因か

幼稚園~大学生の子供がいる親と大学生を対象に「学校との事務連絡の手段」についてアンケート調査した結果を、アドテクニカが2020年5月21日に発表した。それによると、多くの保護者が学校のIT化の遅れを感じている上、学校からの事務連絡が遅いと感じているという。

同社は2020年5月8日~5月10日にかけて、学校のIT化や事務連絡のスピード、学校との事務連絡で利用しているITツールなどを調べるインターネット調査を実施。幼稚園~大学生の子どもがいる親710人、大学生418人、合計で1128人の有効回答を得た。

同調査では、学校のIT化について、51.7%の保護者が「遅れている」、37.3%の保護者が「どちらかといえば遅れている」と回答。学校のIT化が遅れていると感じている保護者は合計で89%に上った。

また、新型コロナウイルスに関する事務連絡について、17.3%の保護者が「遅いと感じる」、51.7%の保護者が「少し遅いと感じる」と回答。合計で69%の保護者が、事務連絡が遅いと感じていることが分かった。

事務連絡の手段でITツールが普及していないと、緊急時に連絡が遅かったり、来なかったりすることが考えられる。学校から保護者への連絡に用いられているITツールを問う質問では、「メール」との回答が65.5%で最多だった。以下、「SNS(アプリ・LINEなど)」が11.4%、「HP(掲示板など)」が10.3%と続いている。

事務連絡の手段を便利にするためにあると嬉しいツールの機能については、56.5%の保護者が「双方向での連絡が可能」、39.8%の保護者が「チャットのように即時のやり取りが可能」と回答した。このことから、連絡手段についてはリアルタイム性が多くの保護者に求められていることが分かる。

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