女子御三家と称される女子学院高等学校（以下、女子学院）、桜蔭高等学校（以下、桜蔭）、雙葉高等学校（以下、雙葉）が、2020年度の大学入試結果を明らかにした。発表によると、東京大学合格者数は、女子学院が33人、桜蔭が85人、雙葉が10人だった。
女子学院は、東京大学に33人（うち既卒7人）、京都大学に6人（既卒1人）、早稲田大学に150人（既卒21人）、慶應義塾大学に70人（既卒12人）が合格した。また、順天堂大学に11人、日本医科大学に10人（既卒2人）などと、医科大への合格者も多い。
桜蔭は東京大学に85人、京都大学に2人、早稲田大学に152人、慶應義塾大学に97人の合格者を輩出。東京大学の合格者は、昨年の66人を大幅に上回る結果となった。同時に、東京医科歯科大学10人、東京慈恵会医科大学20人、日本医科大学12人など、医科大へも多くの学生が合格した。
雙葉は、東京大学に10人（既卒3人）、一橋大学に6人（既卒1人）、早稲田大学に77人（既卒15人）、慶應義塾大学に47人（既卒9人）が合格。2019年の入試結果と比べて、合格者は東京大学で2人、一橋大学で5人、明治大学で25人増加した。医系の大学への進学実績は、順天堂大学6人、東邦大学6人、日本医科大学4人などの結果を残している。
女子御三家の有名大学の合格実績を紹介してきたが、受験勉強は早めに始めるのが得策だ。高校生が予備校に通いはじめる時期を調査した記事も参考に読んでいただきたい。