慶應義塾大学、2021年度一般選抜の追試験を3月9日に実施――コロナ感染者や濃厚接触者が対象

慶應義塾大学は2020年11月9日、2021年度の一般選抜において、新型コロナウイルス感染症に感染したか、感染者との濃厚接触者に該当したために受験できなかった人を対象として、2021年3月9日に追試験を実施すると発表した。

追試験を受けるには、新型コロナウイルス感染症が試験日までに治癒していないという医師の診断か、感染者との濃厚接触者に該当することの証明が求められる。また追試験日までに、新型コロナウイルス感染症が治癒したという医師の診断や、新型コロナウイルス感染症に感染していなかったことが分かる書類が必要だ。それらの診断書や書類は追試験日当日の持参が求められる。

医学部の場合は、2021年3月9日に第1次試験、3月16日に第2次試験を実施する。試験会場はいずれの学部も三田キャンパスだ。追試験は、2021年2月上旬に公開される申請サイトから、通常試験日までに申請する必要がある。また、通常試験日から3日後までに、追試験申請書のほか、診断書や証明書をアップロードする必要がある。経済学部の場合、事前提出書類の提出も求められる。

合格発表日は2021年3月18日だ。医学部は3月12日に第1次試験、3月18日に第2次試験の合格を発表する。合格発表方法は、2020年12月15日までにWebサイトで公開される。なお、入学検定料の再徴収はないが、一般選抜で複数の学部に出願した人でも、追試験での出願学部は1学部に限られる。他の学部の入学検定料は返金されない。

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2021年度一般選抜 新型コロナウイルス感染症に関わる追試験について:[慶應義塾]