実践的な英語を学べる新学部・新学科を設置 関西外大が2023年4月に

関西外国語大学は2022年2月4日、実践的な英語を学べる新学部・新学科を2023年4月に開設する予定だと発表した。いずれも世界で活躍できる人材の育成を目指す。

開設を予定しているのは、「国際共生学部(仮称)」と外国語学部の「英語・デジタルコミュニケーション学科(仮称)」。同大学が新たな学部を開設するのは、2011年の英語キャリア学部以来。新学部・新学科が開設されると、2023年4月から大学4学部と短期大学部、大学院の体制となる。

国際共生学部は国際共生学科(仮称)の1学科で、定員は編入学定員30人を含めて100人。「Experiential Learning」を掲げ、入学から卒業まで全ての科目が全て英語で行われる。米・コミュニティカレッジからの3年次編入学生を迎えるほか、欧米などの海外留学生と4年間、共に学ぶことで、高度な英語実践力や異文化理解力、主体性などを身に付ける。

外国語学部に開設される「英語・デジタルコミュニケーション学科(仮称)」は定員200人。

英語圏を中心に諸外国・地域の歴史や文化、国際感覚を学ぶほか、数理・データサイエンスなどの専門知識を学習する。グローバル化、デジタル技術が急速に進展するなか、デジタルツールを駆使して国際社会で活躍できる人材を育成していくという。

大学はこの学部・学科の新設において「地球市民としての資質や能力を養成し、多文化共生時代において新たな価値を創造する人材の育成を目指す」としている。

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2023年4月 新学部・新学科を新設予定(設置構想中)