文部科学省は2022年1月27日、薬学部における2021年度の修学状況などについての調査結果を発表した。これによると、東北大学、金沢大学、医療創生大学の3大学が2021年国家試験(第106回)において合格率100.0%を達成したという。
同調査結果は、2021年5月1日時点のもの。薬学部における2021年度の入学定員や入学試験の合格者数・倍率、6年制学科の修学状況、卒業者入学年度別分布、国家試験合格状況が一覧としてまとめられている。
2021年国家試験(第106回)における合格率は、東北大学、金沢大学、医療創生大学の3大学が100.0%でトップだった。以下、98.6%の国際医療福祉大学、98.2%の九州保健福祉大学、97.7%の名城大学と近畿大学、96.7%の北海道大学、96.6%の東京理科大学、94.7%の千葉大学が続いている。
なお、2015年度入学生の国家試験合格率は、97.2%の金沢大学がトップだった。以下、95.0%の東北大学、93.3%の北海道大学、93.0%の徳島大学、91.4%の静岡県立大学、90.5%の岡山大学、90.0%の千葉大学、87.5%の東京大学、86.7%の九州大学、84.6%の星薬科大学が続いている。
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