高校生が塾・予備校に通う目的、1位は「受験対策」――Studyplusトレンド研究所調査

Studyplusトレンド研究所は2022年8月4日、学習管理アプリ「Studyplus」上で実施した「塾・予備校に関するアンケート調査」の結果を発表した。それによると、高校生の塾・予備校に通う目的1位は「受験対策」だった。

同調査は、2022年7月7日から8日にかけて、全国のStudyplusユーザーで、現在通塾中の中高生を対象に実施。通塾中の塾・予備校の種類や、塾・予備校に通いはじめた目的などを。1243人の有効回答を得た。

同調査の結果によると、高校生が通っている塾・予備校の種類として最も多かったのは、37.1%の個別指導だった。以下、30.9%の集団指導、29.5%の自立型指導が続いている。

学年別では、高校1年生は42.9%が個別指導、32.7%が集団指導、21.8%が自立型指導。高校2年生は37.8%が個別指導、34.8%が集団指導、25.5%が自立型指導。高校3年生は35.3%が個別指導、32.9%が自立型指導、29.1%が集団指導と回答。 学年が上がるにつれて、自立型指導の割合が高まっていることも判明した。

高校生が塾・予備校に通い始めた目的として最も多かったのは、「受験対策がしたかったから」で 76.4%だった。以下、「学校の成績を上げたかったから」が 47.0%、「友人やクラスメートが通っていたから」の 11.5%が続いている。

学年別では、高校1年生は「学校の成績を上げたかったから」が最も多く、62.6%を占めた。しかし、高校2・3年生は「受験対策がしたかったから」が最も多く、割合は高校2年生では69.1%、高校3年生では82.6%となった。

塾・予備校に通う目的はさまざま。一方、受験生がいつから予備校に通うのかについても気になるだろう。予備校に通い始める時期を調査・解説した記事も読んで、早めに受験勉強に取り組んでいただきたい。

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