起業を目指す学生対象の連続セミナーを開催 名城大学

名城大学は2022年9月1日、循環型経済の担い手となる学生起業家を育成するインキュベーション型連続セミナー「DONUTS(ドーナツ)」を開始すると発表した。 起業を目指す学生や学生起業家のコミュニティ形成を目的に、 9月から半年間実施。9人の起業家が登壇し、学生に対するメンタリングも実施する。

セミナーの対象者は、社会課題を解決することでサステイナブルな未来をつくりたいと考えている東海圏中心の大学生や大学院生、高校生、高等専門学校生、若手社会人など。参加方法はオンラインとオフラインのどちらかを選べ、定員はオフライン25人、オンライン70人。ただし、社会人はオンラインのみとなる。

セミナーでは、起業家のトークライブや、起業を志望する学生の提案発表とフィードバックが行われ、参加者同士が交流できる場が設けられる。

1回目は9月16日で、性教育トイレットペーパーの販売や、緊急避妊薬の無償提供など性教育の普及に取り組んでいる一般社団法人ソウレッジの鶴田七瀬代表が講演。その後、月2回のペースで、さまざまな分野の企業家が参加する。

同大学では、「サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現には、コアとなる起業家を増やすことが必要であり、新しい生き方に触れる環境やさまざまな課題に立ち向かう先輩起業家との対話、同じ志を持つ仲間との出会いが重要だ」としている。

参加には、オンラインでのチケット購入が必要となる。

各大学は、本記事で紹介した起業家育成の他にも多様な取り組みを行っている。予備校でも特徴的な取り組みを行っているところが多いため、予備校の選び方の記事も参考に受験対策に励んでいただきたい。

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