早稲田大学は2022年12月12日、2025 年度一般選抜および大学入学共通テスト利用入試の変更点について発表した。それによると、政治経済学部をはじめとする5学部において、大学入学共通テストで課す科目の選択科目に「情報」を追加するという。
同大学は、2022年度から導入された新高等学校学習指導要領に対応し、2025年度の一般選抜および大学入学共通テストの変更を実施する。
一般選抜は、全学部が新教育課程に対応した出題範囲で試験を実施する。ただし、2025年度入試のみ新教育課程と旧教育過程の共通範囲から出題し、2026年度以降は新教育課程のみから出題する。
政治経済学部および国際教養学部の一般選抜、文化構想学部および文学部の一般選抜(共通テスト利用方式)、スポーツ科学部の大学入学共通テスト利用入試(共通テスト+競技歴方式)では、大学入学共通テストで課す科目の選択科目に「情報」を追加する。
社会科学部および人間科学部では、一般選抜を大幅に変更し、大学入学共通テストと学部独自試験を組み合わせる方式とする。
スポーツ科学部では、一般選抜において、学部独自試験を「小論文」から「総合問題」に変更する。
このほか、募集人員・試験科目・試験時間・配点の変更を行う学部・入試制度がある。
早稲田大学入試の共通テストに関する変更点について紹介したが、2021年度から開始した共通テストの内容や対策方法について詳しく解説した記事も参考にしていただきたい。
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【重要なお知らせ】2025年度 一般選抜・共通テスト利用入試の変更点について – 早稲田大学 入学センター