厚生労働省は2023年3月16日、1月28日および29日に実施された第116回歯科医師国家試験の学校別合格者状況を発表した。それによると、全体の合格率が90%を超えた大学は東京歯科大学、新卒の合格率が90%を超えた大学は東京歯科大学・松本歯科大学・鹿児島大学歯学部の3校だった。
同試験の全体の出願者数は3669人、受験者数は3157人、合格者数は2006人、合格率は63.5%だった。新卒者の出願者数は2383人、受験者数は1919人、合格者数は1483人、合格率は77.3%だった。
全体の平均合格率は、国立大学で73.6%、公立大学で70.8%、私立大学で60.1%だった。新卒の平均合格率は、国立大学で80.7%、公立大学で81.7%、私立大学で75.5%だった。
全体の合格率が最も高かった大学は、92.7%の東京歯科大学だった。以下、85.5%の新潟大学歯学部、81.5%の鹿児島大学歯学部、78.3%の東京医科歯科大学歯学部、77.8%の大阪大学歯学部が続いている。
新卒の合格率が最も高かった大学は、94.1%の東京歯科大学だった。以下、93.1%の松本歯科大学、91.3%の鹿児島大学歯学部、86.7%の新潟大学歯学部、86.3%の日本歯科大学生命歯学部が続いている。
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