物件の無償貸与や給付型奨学金で学生を支援 レオパレス21

大手不動産会社の「レオパレス21」は2023年8月17日、現在高校2年生の生徒を対象に奨学生を募集すると発表した。奨学生には大学や短大、専門学校に入学後、同社の管理物件を在学中、無償で提供したり、月3万円の奨学金を給付したりする。

学費の高騰によって、大学などへの進学の経済的なハードルが上がり続けていることから、同社は未来を担う学生を応援しようと「レオパレス21 奨学制度」を新設した。対象は大学や短期大学、専門学校に入学予定の学生で、2025年4月から支給を開始する。このため、対象となるのは現在の高校2年生からとなる。国籍基準や家計基準、学部の指定などはない。

奨学制度の支援内容は、120万円を上限とする同社管理物件への無償入居と、年額36万円(月額3万円)の給付型奨学金の2種類で、どちらか1つを選べる。いずれも在籍期間中(最大6年間)、継続して支援を受けられ、返済の必要はない。

2023年10月1日から応募を受け付け、締め切りは2024年6月30日。応募者には400字の作文を提出してもらい、選考を行う。奨学生が内定するのは2024年9月下旬を予定している。

詳しい応募方法や制度の詳細は9月に開設される予定の「レオパレス21 奨学制度 特設ページ」で公表される。また、作文のテーマは10月1日の募集開始時に発表される。

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