関西大学、2025年にビジネスデータサイエンス学部の設置が正式決定 9月に説明会も開催

関西大学は2024年8月28日、同大学では14番目の学部となる「ビジネスデータサイエンス学部」の設置が正式決定したと発表した。2025年4月、新設される吹田みらいキャンパスに文理総合学部として開設され、入学定員は350人。データを通して社会をとらえ、ビジネス現場や社会に変化をもたらす「DX人材」の育成を図る。

同学部では、「ビジネス」と「データサイエンス」の両方を、基礎から応用・発展領域まで幅広く学ぶ。その知識やスキルを実社会で生かせるよう、カリキュラムでは「アクティブラーニング」を重視。実際の店舗データなどの企業データを使用し、マーケティングを実践したり、経営戦略を立案したりするなど、企業との連携を通じて実際の社会課題にも取り組む。こうした学習を通して、ビジネスの現場で活躍できる「ビジネスデータサイエンティスト」を育成する。

正式決定を受けて、大学は新学部のホームページを大幅にリニューアルした。9月中には5回のオンライン学部説明会を開催する。日時は9日、17日、19日、25日、27日の、いずれも午後6時から30分間。対象は中高生とその保護者、教育機関関係者などで、参加希望者は専用フォームから申し込む。

学部長に就任予定の鷲尾隆・商学部教授は「社会の課題に対してデータを活用し、解決できる力を身につけ、即戦力になる人材を育てたい。実践的なカリキュラムを通して、社会をけん引するような人材を生み出していく」としている。

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