【大学入学共通テスト】2026年度より受験票印刷と身分証持参が必須に

大学入学共通テストを実施する大学入試センターは、12月5日に「受験上の注意」を公表した。2026年度からWeb出願を導入したことにともない、試験当日の持ち物や準備に関して変更点が生じている。

2026年度の大学入学共通テストは、本試験が2026年1月17日・18日、追試験が1月24日・25日に実施される。試験当日には「受験票の印刷」および「顔写真つき身分証明書の持参」が義務化となる。

受験票は出願サイトのマイページから自分で取得し、A4サイズの白色用紙に印刷したものを試験日に持参しなければならない。マイページの画面表示だけでは入場が許可されないため、事前の準備が求められる。

顔写真つき身分証明書は、生徒証・学生証、マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、在留カードのいずれかを持参しなければならない。受験票を忘れたときの本人確認や、不正行為の疑いがあるときに身分証明書の提示が求められる。

また、机の上に置ける物品、試験中の禁止行為、英語リスニングのルール、体調不良や事故の対応なども「受験上の注意」に記載されている。「試験当日の所持品チェック欄」が掲載されているため、試験前の準備に活用すべきだ。

大学入試センターは受験生に対し、「受験上の注意」を確認し、万全の状態で試験に臨むよう呼びかけている。

関連リンク

令和8年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト 受験上の注意

試験当日の所持品チェック欄

大学入学共通テスト|令和8年度試験

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