2025年1月10日、岡崎女子大学・岡崎女子短期大学は2026年度より共学化することを発表した。共学化にともない、岡崎女子大学を「岡崎大学」、岡崎女子短期大学を「岡崎短期大学」に名称を変更する予定だ。
さらに、従来の「子ども教育学部 子ども教育学科」を、「教育学部 子ども教育学科」に名称を変更する。従来の保育士資格、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状の取得に加え、中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)を取得できる教職課程を開設する予定だ。
創立100周年を迎える同大学は、開校時から幼児教育に携わっている。第二次世界大戦後のベビーブームによる幼児教育者・保育者不足への対応、女性の地位向上のため短期大学を開設。さらに、幼児教育の多様化・高度化に対応するため4年制大学を開設した。
情報技術の進化・普及、人権意識の高まりなど、社会は大きな変革期にある。共生社会に対応できる教育・保育が必要であるとし、共学化により教育・保育を学びたい全ての人に門戸を開く。
「子どもの未来を支える大学」として、乳幼児から高校生までの育ちや学びを理解した「質の高い教育・保育」を実践できる専門家の養成を目指すとしている。