上智大学は2024年3月26日、国際協力に興味のある高校生を対象とした無料オンライン講座「ソフィア未来塾」を2024年5月に開講すると発表した。10月までの全9回で、国連やユニセフ、世界銀行、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などの現役職員や元職員ら、国際機関での豊富な経験を持つ9人の講師が、グローバル社会が直面している課題について分かりやすく解説する。受講には申込が必要で、締切は4月30日となっている。
講師を務めるのは、23年10月に岩波ジュニア新書から出版された「国連で働く」の執筆陣に加わった9人。元国連広報官で上智大学の植木安弘特任教授をはじめ、黒田和秀・元世界銀行社会開発官ら国際機関の元職員や、国連事務総長代表兼国連ベオグラード事務所長の山下真理氏、UNHCR上級対外調整官の帯刀豊氏ら現職の職員が、それぞれの経験をもとに世界の現状や今後の展望などについて語る。
講座は5月11日に開講し、6月8日までの毎週土曜の春学期と、10月5日から19日までの毎週土曜と最終回10月25日(金曜日)の秋学期がある。時間はいずれも午後6時から7時15分。現在、春学期への申し込みを専用Webサイトで受け付けている。秋学期の申込みは6月頃を予定している。