立教大、外国企業との交渉や紛争解決について法的観点から学ぶ「グローバルコース」を法学部に開設

立教大学は2020年11月26日、外国企業との交渉や、紛争の予防・解決について、法律の観点から学ぶ「グローバルコース」を、2022年4月から法学部国際ビジネス法学科内に設けると発表した。

グローバルコースでは、入学最初の1年半で、契約、所有権、損害賠償といった取引の基礎となるルールを英語と日本語で学習する。1年次には「Introduction to Legal Studies」「Law and Society in Japan」、2年次以降には英米法や比較憲法などの英語科目を学ぶという。さらに、交渉術に関する基礎的な素養や、Legal writingといった書面作成術を英語で習得する。

同コースでは海外留学も推奨。留学先には、立教大学が国際交流協定を結ぶ26カ国・地域の95大学のほか、法学部が学部間交流協定を結ぶシンガポール経営大学法学部を選べる。また、夏休み4週間をオックスフォード大学の寮で過ごしながら西洋文化とイギリス法などを学ぶ「オックスフォード・サマープログラム」には、グローバルコースの学生が優先して派遣される。

募集人員は38名(うち8名は外国人留学生)。国際コース選抜入試で募集する。入試に関する情報は、2021年5月公開予定の入試ガイドや6月公開予定の入試要項で確認できるという。

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立教大学 法学部国際ビジネス法学科 2022年4月「グローバルコース」開設