大学入学共通テスト、92人が新型コロナウイルス感染で追試験受験へ

大学入試センターは2021年1月27日、大学入学共通テスト追試験について受験許可事由別の人数内訳を公表した。それによると、追試験の受験を許可された者のうち、新型コロナウイルス感染症罹患者は合計92人だったという。

同センターによると、同年1月16日・17日に実施された大学入学共通テストの追試験対象者は合計1721人。そのうち、「新型コロナウイルス感染症罹患者」が92人、「新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者で試験当日に受験要件を満たしていない者」が132人だった。

他には、「かぜ・インフルエンザ・胃腸炎」586人、「その他疾病」872人、「負傷」22人、「やむを得ない事由」17人が追試験の受験を許可された。

大学入試センターによると、試験当日に体調不良を訴えた者は898人。健康状態チェックリストによる症状確認後に、追試験の受験を申請した者は461人だった。

無症状の濃厚接触者で、「受験当日も無症状であること」「公共交通機関を利用せず試験場に行くこと」など条件を満たし、別室受験を認められた者は187人だったという。

共通テストの追試験の理由などを紹介したが、体調管理も含めた万全な対策を練るためにも、共通テストの概要や科目の選び方、対策方法なども参考にしていただきたい。

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