京都大学、2023年度から経済学部の特色入試入学者選抜方法を学校推薦型選抜に変更

京都大学は2021年5月13日、2023年度から経済学部の特色入試入学者選抜方法を変更すると発表した。それによると、試験実施方式として総合型選抜を廃止し、学校推薦型選抜を実施するという。募集定員も「文系型入試」15名、「理系型入試」10名に変更するとしている。

推薦要件としては、「大学院への進学や経済学の研究に興味がある者」「調査書の全体の学習成績の状況が概ね4.3以上の者」「TOEFL iBTスコアが概ね80点以上、IELTS(アカデミック・モジュール)でオーバーオール・バンドスコア6.0以上、TOEIC Listening & Reading Testスコアがおおむね800点以上、GTEC スコア(CBT)がおおむね1190点以上、実用英語検定・英検 CBT・英検 S-CBT・英検 S-Interview準1級以上の合格のうち、少なくとも一つの要件を満たす者」などを挙げている。

提出書類と大学入学共通テストの成績で合格者は決定される。文系型入試では、大学入学共通テストの合計得点が900点満点中おおむね80%以上、「世界史B」「外国語」の得点率がいずれもおおむね90%以上であることが求められる。理系型入試では、大学入学共通テストの合計得点が900点満点中おおむね80%以上、「数学I・数学A」「数学Ⅱ・数学B」「物理」の得点率がいずれもおおむね90%以上であることが要求される。

京大を目指す人は、京都大学の入試傾向や予備校の選び方などについて解説した記事も読んで、参考にしていただきたい。

[関連リンク]

特色入試 _ 京都大学