関西大学が富山県と就職に関する協定締結 20府県目

関西大学は、2022年12月12日、富山県と就職支援に関する協定を締結したと発表した。大学と県が連携して同県内の企業情報や就職関連情報などを提供するほか、インターンシップ参加などを後押しし、富山県内での就職を目指す学生を多角的に支援する。

同大学は出身地や地方の優良企業に就職する「U・I・Jターン就職」を積極的に支援しており、2013年に広島県と就職支援に関する協定を初めて締結。以降、京都や和歌山など近畿のほか岐阜、愛知の中部地方から四国、九州まで西日本の各府県と協定を結んできた。協定締結は、富山県で20府県目となる。

協定を結んだ府県とは大学のキャリアセンターが連携し、地元の企業や各種採用イベントの情報を学生に提供。また、地元企業でのインターンシップへの参加を希望する学生を支援する。

同大学には富山県出身の学生が100人在籍し、2022年3月には12人の卒業生が富山県内で就職している。

同大学の前田裕学長は「地元産業の活性化に向けて、まずは人材確保の観点から企業などと地元志向の学生のマッチングの機会をしっかり確保する必要がある。協定締結を機に、これまで以上に富山県との連携、協力関係を深め、U・I・J ターン就職を希望する学生への積極的な支援を行っていきたい」としている。

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関西大学が富山県と就職支援に関する協定を締結

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