芝浦工業大学に初の女性副学長が就任 環境学の磐田朋子教授

芝浦工業大学は2023年2月1日、副学長にシステム理工学部環境システム学科の磐田朋子教授を選任したと発表した。同大としては史上初の女性副学長になる。任期は2024年3月31日まで。

磐田副学長は東京都出身で、2002年に東京大学工学部地球システム工学科を卒業。2007年、同大大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻で博士号(環境学)を取得し、同研究科の助教になった。建築研究所や科学技術振興機構低炭素社会戦略センターを経て、2017年4月から芝浦工大に准教授として着任。2022年4月に教授となり、再生可能エネルギーや省エネルギー、環境影響評価などを研究している。

特に地域の風土に適したエネルギーシステムモデルの提案や数値シミュレーション解析、暮らしの質を損なわない省エネルギー行動に関する研究に取り組み、環境省や地方公共団体などの各種委員も務めている。

磐田教授は副学長の就任について「本学では、国籍や性別を問わず多様な人材が、システム思考と確かな理工学知識に基づき、持続可能な社会の実現に資する研究活動や学生活動を数多く実施しており、それらをより力強く発展させていきたい」などとコメントした。

芝浦工業大学をはじめとして、有名な大学の合格実績をもとに予備校を比較したページも読んで、自分に合った大学・予備校選びの参考にしていただきたい。

[関連リンク]

2023年2月から芝浦工業大学に初の女性副学長が就任