横浜市立大、横浜銀行からの寄附金を原資に海外留学の学生を支援

横浜市立大学は2023年3月7日、横浜銀行からの寄附金を原資とした新たな留学奨学金プログラム「はまぎんGlobal Challenge」を2023年度からスタートさせると発表した。既に4人の学生を選定。最大200万円の支援金を支給して、留学を支援する。

5年後の2028年に創立100周年を迎える同大では、留学生支援や医学部・病院再整備などの記念プロジェクトを立ち上げ、「YCU100募金」を募って広く支援を呼び掛けている。今回の留学奨学金プログラムは、趣旨に賛同した横浜銀行からの寄付で実現。同銀行は2023年度から5年間、支援金相当額などを大学に寄付する。

支援金には学部生と大学院生を対象にした「プロポーザル型」と、学部生対象の「経済支援型」の2種類がある。プロポーザル型は、留学やインターンシップ、ボランティアなどを活用して、自ら設定した課題と目標の解決に向けた計画を立案、応募した学生の中から選抜。留学期間は最長10カ月間で、月額20万円(最大200万円)を支給する。

経済支援型は、経済的に海外渡航が困難だが成績優秀な学生に対し、大学公式の短期留学プログラムへの参加を支援。留学1回につき最大20万円を支給する。

既に学内選考を実施し、プロポーザル型2人、経済支援型2人が合格した。同大は、「横浜銀行との連携によって横浜からグローバルに活躍する人材を輩出していきたい」としている。

横浜市立大学の海外留学の支援を紹介したが、横浜市立大学を目指す人は、入試制度や対策方法、おすすめの予備校などを紹介した記事も参考にしていただきたい。

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