学習院大学は、学習院女子大学を2026年4月から統合し、新たに「国際文化交流学部」を設置することを明らかにした。今回の統合により、同大学は現行の5学部(法・経済・文学・理・国際社会科学)に国際文化交流学部が加わり6学部体制となる。
国際文化交流学部は、以下の3学科で構成される。
日本文化学科(定員140名):文学・芸術・思想、民俗・歴史、現代社会、比較文化の4分野から日本文化を総合的に学ぶ。伝統文化を理論と実践の両面から修得する独自のカリキュラムを展開する。
国際コミュニケーション学科(定員170名):多様な地域文化や国際社会の構造、国際関係・法・開発・環境・メディアなどを横断的に学ぶ。異文化理解力を育成し、良好な国際関係を築く力を養う。
英語コミュニケーション学科(定員45名):高度かつ実践的な英語運用能力を高め、世界を舞台に発信する力を養う。日本文化を理解したうえで国際問題や環境問題、経済・文化摩擦の解決策を考察し、国際人に必要な教育を行う。
なお、同学部の初年度入試では、同大学の国際文化交流学部・大学院国際文化交流研究科の入学者選抜を踏襲する。同大学の国際文化交流学部・大学院国際文化交流研究科として学生募集を実施する予定だ。
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