大学入学共通テスト利用大学一覧を公開――上智、学習院大学なども導入へ

大学入試センターは2020年8月31日、「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」を利用する大学の一覧を公開した。それによると、国立・公立・私立合わせて866校が参加するという。

共通テストは、2020年度入試まで30年にわたって実施されてきた「大学入試センター試験」に代わり、2021年度からの導入が予定されている試験だ。国公立大学の受験者は、原則共通テストの受験が必要となる。また、私立大学でも同テストの成績を利用して合否を判断する大学が増えている。

今回の発表では、私立大学10校が新たに共通テストを導入することが分かった。上智大学、学習院大学、聖学院大学、文星芸術大学、一宮研伸大学、名古屋産業大学、宝塚大学、森ノ宮医療大学、宝塚医療大学、高知学園大学が導入を予定している。

それにより、2021年度の共通テスト利用大学は、国立大学82校、公立大学91校、私立大学533校、公立専門職大学1校、私立専門職大学4校、公立短期大学13校、私立短期大学142校となるという。

2021年度から開始された現在の「共通テスト」だが、出願方法や難易度、対策ポイントなどを紹介した記事も参考にしていただきたい。

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