日本学生支援機構、被災した学生を対象に支援策を発表――奨学金・支援金の給付や返還額の減額など

日本学生支援機構は2021年8月16日、災害により被害を受けた学生への支援策を発表した。それによると、「給付奨学金(家計急変採用)/貸与奨学金(緊急採用・応急採用)」「減額返還・返還期限猶予」「JASSO災害支援金」について、申請を受け付けるという。

給付奨学金(家計急変採用)/貸与奨学金(緊急採用・応急採用)は、災害により家計が急変した学生に奨学金の給付や貸与を行うものだ。災害救助法適用地域の世帯の学生が対象となる。奨学金の種類は、返済不要の給付奨学金、利子なしの第一種奨学金、利子付の第二種奨学金の3種類だ。

減額返還・返還期限猶予では、災害や傷病、その他経済的理由などにより奨学金の返済が困難となった者を対象に、月々の返還額の減額や返還期限の一定期間延期を実施する。

JASSO災害支援金は、災害により学生本人やその生計維持者が居住する家が半壊以上の被害を受けたり、床上浸水となったり、自治体からの避難勧告などが1カ月以上続いたりした者(外国人留学生を含む)が対象となる。返済不要の支援金10万円が支給される。

それぞれの支援策の詳細は、同機構WEBサイトから確認できる。

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災害により被害を受けた学生への支援策について