関西大学、関西電力と包括連携協定を締結――カーボンニュートラル社会の実現に向け

関西大学は2022年7月13日、関西電力とカーボンニュートラル社会の実現に向けた包括連携協定を締結したことを発表した。

同協定は、大阪・関西、日本、世界におけるカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みの推進や課題解決に寄与することを目的としたもの。今後は、共同研究や人材育成、産学連携の推進、地域貢献、キャンパス・カーボンニュートラルの実現など、さまざまな分野で相互に連携し、カーボンニュートラルにかかる取り組みを強化していく。

具体的には、カーボンニュートラル達成に資する共同研究をはじめ、SDGsに関する講義への講師招聘、キャンパス・カーボンニュートラルの実現に向けた詳細計画の策定について、協力して進めていくことが予定されている。

関西大学の前田裕学長は、「本学の教員はカーボンニュートラルに関する多様な研究を行っており、そうした教育・研究を一層推進することでカーボンニュートラルの実現に取り掛かりたい。今回の連携協定が、本学のさらなる発展と持続可能な社会の実現に寄与する機会となることを願っている」と話している。

関西電力の松村幹夫ソリューション本部長は、「関西大学におけるカーボンニュートラル社会の実現に向けた取組みを推進するため、グループ総力を挙げて貢献していきたい。具体的には、本協定を通じて、共同研究、人材育成・教育、キャンパス・カーボンニュートラル化など、関連する諸取組みの推進や課題解決に寄与していきたい」と話している。

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