2025年3月12日より、全国の国公立大学で2次試験の後期日程が開始された。
合格発表は3月20日~24日、入学手続きの第1次締切期日は3月27日となっている。なお、28日には追加合格者が発表され、入学手続きの第2次締め切りは31日を期日とする。
文部科学省の発表を受け、報道各社で志願倍率が発表された。132大学424学部が出願を受け付けたところ、総志願者数は15万9941人で、募集人員に対する志願倍率は10.3倍となった。
国立大(69大学281学部)においては、志願者数が12万1128人、志願倍率は9.9倍となっている。一方、公立大(63大学143学部)の志願者数は3万8813人、志願倍率は12.0倍と国立大の倍率を上回った。2025年度の国公立大学入試では、公立大の人気が高い状況が続いている。
なお、同月の10日、国公立大2次試験の中期・後期日程において、大学入学共通テストの成績で門前払いする「二段階選抜」が実施された。25大学34学部が二段階選抜を実施した結果、4059人が不合格となっている。
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