文部科学省は、国公立大学2次試験の出願期間の最終日となる2025年2月5日、同日午前10時現在の出願状況を「令和7年度国公立大学入学者選抜の志願状況」にて発表した。
令和7年度の志願者数は38万6,930人で、令和6年度の同時点より3,032人減る結果となった。志願者数の内訳は、国立大学(81大学406学部)が27万6290人、公立大学(94大学216学部)が11万640人となっている。
募集人員に対する志願者数の倍率は、国公立大学の合計で3.9倍であった。大学別の内訳は、国立大学で3.7倍、公立大学で4.9倍と、前年度に引き続き公立大学の倍率が高い傾向にある。
前年度の同日・10時の倍率も3.9%と今年と同じ結果で、最終的な確定倍率は4.3倍であった。
また、前期日程における学部別の志願倍率が最も高かったのは、国立大学では東京芸術大学・美術学部の12.8倍、公立大学では山陽小野田市立山口東京理科大学・薬学部の21.3倍であった。公立大学の次点は釧路公立大学・経済学部の9.1倍であり、1位の倍率が群を抜いて高いことがわかる。
なお、今回の調査において、独自の日程で試験を実施する国際教養大(秋田)、新潟県立大、叡啓大(広島)、芸術文化観光専門職大(兵庫)の情報は含まれていない。
[関連リンク]
<速報>令和7年度、国公立2次試験の志願者数は38万6930人 出願最終日の出願状況