【2025年度】国公立大2次試験の確定志願者数を公表|総数は昨年比5241人増

2025年2月19日、文部科学省は「令和7年 度国公立大学入学者選抜確定志願状況」を発表した。

公立大2次試験の確定志願者数は、42万8501人で昨年比から5241人増、募集人員に対する志願倍率は昨年より0.1ポイント増の4.4倍であった。大学区分の内訳は、国立大(81大学406学部)の確定志願者数は29万9739人、志願倍率は4.0倍、公立大(94大学216学部)は12万8762人、および5.7倍と なっている。

前年と比較すると、国立大の確定志願者数は24人増、志願倍率は0.1ポイント減と平年並みの結果であった。一方、公立大は5217人増、0.2ポイント増 となっており、公立大の人気の高さがうかがえる。

学部系統別を見てみると、人文・社会系は4.6倍、理工系4.2倍、農・水産系4.2倍、医・歯系4.6倍、薬・看護系5.0倍、教員養成系3.6倍 という結果となった。

また、大学別の志願倍率が特に高かったのは、国立大では上越教育大9.0倍、東京芸術大7.9倍、奈良教育大学の7.7倍と続く。一方で、0.2倍の筑波技術大、1.4倍 の長岡技術科学大と、志願倍率が著しく低い大学もあった。

公立大では、山陽小野田市立山口東京理科大の12.9倍が群を抜いて高く、都留文科大学の10.7倍、釧路公立大の9.4倍と続く。志願倍率が最も低いのは沖縄県立看護大の1.8倍 で、国立大のように1倍を割る大学は見られなかった。

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令和7年度国公立大学入学者選抜確定志願状況

令和7年度国公立大学入学者選抜の確定志願状況及び2段階選抜実施状況(前期日程)について

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