東進ハイスクール在宅受講コースの評価・評判は? 受講生の口コミ・体験談をチェック!

東大現役合格者の2.7人に1人が東進生という圧倒的な合格実績を誇る東進ハイスクール。今回は、その実力講師陣の授業を自宅で受けられる「東進ハイスクール在宅受講コース」についてご紹介いたします。

東進ハイスクール在宅受講コースは、オンラインの学習コース。東進ハイスクール校舎と同じ講座を、インターネットを介した映像配信で受講できます。授業を担当するのは、林修先生をはじめとするCMでもお馴染みの東進の一流講師陣。そのため、東進ハイスクール在宅受講コースを受講すれば、東進ハイスクール校舎と同等の学習環境を自宅にいながら得ることができます。

スマートフォンやタブレット端末で講義が受けられるので、部活や学校行事で予備校に通えなかったり、近くに塾・予備校がなかったりする人にはうってつけ。得意、不得意に応じて、自分に合ったレベルの講座を受講できるなど、受講の仕方も選べます。

こうした特徴を持つ東進ハイスクール在宅受講コースについて、実際に受講した人はどのように感じたのでしょうか。利用経験者にアンケート調査して得られた評価・評判に加えて、口コミ・体験談をご紹介していきましょう。

「東進ハイスクール在宅受講コース」のオンライン授業・テキストなどの教材に対する評価・評判は?

東進ハイスクール在宅受講コースの内容、オンライン授業や学習テキストなどはどのような評価・評判を得ているのでしょうか。塾・予備校比較ナビがアンケート調査で満足度を5段階で聞いてみたところ、次のような結果となりました。

【授業の質】【教材の質】【学力レベル設定】【志望校対策】【授業の多彩さ】【学習理解度テスト】のいずれの項目においても、東進ハイスクール在宅受講コースの評価・評判は平均を上回っています。特に【授業の質】については、約9割の受講生が満足しています。

一流講師ぞろいで授業の満足度は高い、志望校や学力レベルに応じた授業の多彩さも魅力

東進の講師は、日本全国から選ばれた大学受験のプロフェッショナルです。人気参考書の執筆者をはじめ、何万人もの受験生を志望校合格へ導いてきたエキスパートが在籍しています。

東進ハイスクール在宅受講コースの【授業の質】が高いのは、そのような優れた講師が集まっているからです。東進の講師陣は長年の経験から、受験生がつまずきやすいポイントやその攻略法を熟知しており、その授業は非常に分かりやすいものとなっています。

【授業の多彩さ】【学力レベル設定】の満足度が高いのはなぜでしょうか。それは東進では1万種類もの講座を用意し、それらをレベル別で提供することで、生徒一人ひとりのさまざまなニーズに応えているからです。

東進の講座は全教科、高校入門から超東大レベルまでの12段階のレベル別になっています。これが東進のスモールステップカリキュラムです。特に学力を伸ばしたい科目を選んで、自分に合ったレベルからスタートできるようになっています。1科目からの申込みも可能です。

東進ハイスクール在宅受講コースのサービスは授業の提供にとどまりません。「確認テスト」と「講座終了判定テスト」の2つの【学習理解度テスト】が用意されており、学んだ知識が定着できるようになっています。

確認テストは、授業の後で毎回実施されるテストです。授業のポイントが理解できているかをチェックするもので、時間は10~30分。授業で出題された単語や文法の意味を問う問題のほか、授業で解いた問題の類題などが出題されます。

一方、講座終了判定テストは講座の全範囲を受講した後に受験するテストです。時間は60~90分で、本番さながらの問題が出題されます。そのため、出題される問題は確認テストよりも難易度が高く、応用問題が多くなっています。

また、東進ハイスクール在宅受講コースでは東進模試を在宅で受験することができます。

【志望校対策】についてはどうでしょうか。東進ハイスクール在宅受講コースでは、「東大志望」「旧帝大・難関国公立・早慶志望」「引退した部活生」「定期テスト対策」「新高2・3生トップレベル」「センター対策」などの講座が用意されており、東大、旧帝、早慶などの難関校を目指す学生へのサポートも整っています。

東進ハイスクール在宅受講コースのオンライン授業、教材に対する口コミ・体験談

元々東進はオンライン授業をメインにやっていたので、ネット環境や講師の質は高かったです。講師のレベルが高かったように思えて成績も良くなったと思います。

レベル分けが細かく、自分の志望大学のレベル・出題傾向や学力にあった授業が受けられて良かった。教材も授業に沿ってよく作り込まれていて、授業を受けながら書き込んで授業後に何度も見返して復習するのに適していた。要点がよくまとまっていたので、受験直前の総復習にも役立った。

授業はわかりやすかった、学力レベルも細かく分けられており、自分にあっていた。志望校対策は、自力で対策した。授業はセンター試験や国公立の二次試験など、多彩な授業があった。テキストは、どれもよくできているように感じられた。

授業は雑談などが面白いし、一流教師が教えているだけあってわかりやすかった。授業の質はよかった。学力レベルは沢山ある授業の中から選べるため自分に合っていた。志望校対策は自分は薬学部志望だったので、あまりなかった。有名大学の志望校対策しかなかった記憶がある。テキストも一流教師が作っているのでよかっとおもう。全体的な評価として満足している。

授業は一流だと思うテキストもしっかりしていて勉強になったレベルはいくつか段階があるので、その辺をしっかり自分にあった学習が出来るかがポイント。結局は自分がどれだけ勉強するかだと思う。

1科目の中でもレベル別、分野別に授業がたくさんあったので、自分の学力レベルに合った講義を受けられた。講師の授業はとてもわかりやすかった。

東進で私は英語、国語、日本史を選択しており、それぞれの教科において、例えば国語だったら現代文、古文、漢文全てに対応しており、勉強したい分野がそれぞれ細かく分かれていたので、苦手なところを徹底して勉強することができました。配布されるテキストも受験本番に持っていって参考書代わりにできるぐらいまとまっていてとても便利でした。

テキストは至ってシンプルでしたが毎回の講座で講師がその補足をわかりやすく説明してくれました。また、「授業を聞く」というだけでなく「自分で手や頭を動かす」という授業の進め方が私には非常に合っていたし、志望校合格に向けて抜け目ない対策をしてもらえたのが良かったです。

東進ハイスクール在宅受講コースの料金は高い? 受講料に対する評価・評判

授業の内容や教材の質以外にも、塾・予備校を比較・検討する上でチェックすべきポイントはいくつかあります。例えば、モチベーション維持のサポート体制は整っているか、オンラインでも進路相談は適切に行われているのか、提供されるサービスが料金に見合っているかなどの点も重要です。

そのような点についての満足度を塾・予備校比較ナビが5段階評価で聞いたところ、次のような結果になりました。

東進ハイスクール在宅受講コースの場合、【質問のしやすさ】【学費・料金】の満足度は平均を下回りました。しかし、【学習環境】【学習サポート体制】【進路相談】【ツールの利便性】については、平均を上回りました。

オンライン教育でも充実のサポート体制、料金は他校より高くてもコスパは良い

【質問のしやすさ】についての満足度は平均を下回りましたが、東進ハイスクール在宅受講コースではきちんと受講生からの質問を受け付けています。東進の授業・テキストなどについて、電話やFAXでの質問が可能です。このバックアップサービスは、東進ハイスクール在宅受講コースを受講している人は無料で利用できます。

【学習サポート体制】についてはどうでしょうか。一般的なオンライン通信講座では、担任やチューターなどのサポート役はいません。そのため、学習スケジュールを自分で作成し、進捗状況を自分で管理する必要があります。

ですが、東進ハイスクール在宅受講コースは担任制になっていて、受講生を毎月の電話対応によってサポートしてくれます。例えば、学習の進み具合を管理してくれたり、学習に関する質問や相談を聞いてくれたりします。また、志望校合格から逆算して、志望校合格に向けた最適な講座を一緒に考えてくれます。

スケジュール管理についてもっと具体的に説明しましょう。東進ハイスクール在宅受講コースでは、担任が受講生の志望校から学習スケジュールを逆算。学ぶべきことを月ごと、週ごと、日ごとに落とし込んでいき、部活・学校との両立を実現した年間ロードマップを作成します。

次は、東進ハイスクール在宅受講コースの【学習環境】について説明します。東進の校舎では生徒同士が担任の指導の下、学習計画をグループで共有し励まし合っています。これをオンラインでも再現するため、東進ハイスクール在宅受講コースではWEBグループミーティングが開かれます。そこで仲間やライバルを作って、共に切磋琢磨することができます。

【ツールの利便性】も東進ハイスクール在宅受講コースは優れています。東進ハイスクール在宅受講コースではt-POD(toshin-Preparatory school On Demand)で映像授業を受講できるのですが、これは授業の音声が音飛びしない状態で1.5倍のスピードで再生できます。90分の授業を1.5倍速で受講すれば約60分で講義が終了しますので、通学で受講するよりも講義を早く聞き終えることができ、問題演習の時間を確保できます。

最後に、料金について解説します。東進ハイスクール在宅受講コースでは、入学金が3万3000円かかり、通期講座を受講するのに8万3000円かかります。確かに、もっと安いオンライン通信教育はありますが、東進の一流講師の講義を在宅で受けられることを考えると、非常にリーズナブルであると言えるのではないでしょうか。

東進ハイスクール在宅受講コースのサポート体制に対する口コミ・体験談

質問対応してくれる環境があり、気軽に不明点を聞くことができた。faxで自分の回答を送信すると2~3日後には添削結果が返ってきて、役に立った。添削や解説も丁寧だった。特待制度があり、模試の成績によって講座を安価で受けることができたので、費用対効果がかなり高く、経済的だった。

質問はFAXで送信した。回答スピードは1日くらいで速かったが、自分が望むものがくるとは限らなかった。進路相談はスタッフが親身になって相談にのってくれた。学習環境も教室がきれいでよかった。学習サポート体制としては、模試の結果を掲示してモチベーションをあげる工夫がされていた。料金はたしか、100万円をこえていて、かなり高いと感じた。ウェブサイトは見やすくてよかった。

料金は120万くらいしたため安いとは言えないがそれに見合った価値があったと思っている。質問もしやすかったし、環境も整っていた。

学費は高かったように思う。しかし、模試を受ける毎に結果を分析した上で強化すべき優先度の高い順に講義を決めてプログラムを組んでくれていたので、モチベーションは維持できたし、サポート体制も心強かった。

グループが作られていたので、仲間意識を持って取り組むことができました。学校とは違う環境で切磋琢磨できた仲間です

学費は正直高いです。しかし、他の塾で受講しようとしても結局高くなるので個人的には悪くなかったのかなと思いました。ツールの利便性はとてもよくネット空間さえあればどこでも使える形でした。そこに関してはとても良かったです。

スマホで講義が受けられるため、通学の時間や手間を省けた事が最大のメリットでした。月例電話で個別に学習の進捗具合の報告や細やかなアドバイスを頂けたので、オンラインでも通学と変わらないサポートを受けられました。また、サイトの操作は非常にシンプルなため、初めてでも戸惑わずに使えました。

東進は分からない事があった時はすぐに質問できるようになっているので質問はできました。学習環境はミーティングがあったり集中できる環境でした。学習サポートの体制は担任はついてくれるのでしっかりしてました。さらに進路相談もアドバイスをもらえました。またツールも使いやすかったですが料金は高いのが少し不満でした。

時間内に正確に、且つスピーディに問題を解くためのコツやポイントをしっかり教え込んでもらえました。現実的な学力を見た上での志望校の選定や受験に向けたモチベーション維持などメンタル面でのケアまでしてもらえたので、非常に良い準備ができました。